シュレッダー2010/05/30 09:33

浜松市ではレジ袋削減のため、指定のごみ袋の中にレジ袋を入れることが禁止になった。内袋を使わず、可燃ごみをそのまま入れろということだ。

それまで安易に捨てていた個人情報が入った書類もまる見えになってしまうので、何とかしようとシュレッダーを購入することにした。家庭用の安物だが大量に裁断しない限り十分使える。しかもカードやCDなども裁断出来て重宝している。

使い始めてみて、個人情報の入った書類だけでなく、給与明細やシステム手帳のダイアリーなどが大量にあることに気づき、この機に古い記録をシュレッダーにかけてみた。ついでにバックアップとして残していたCDやDVDの電子データも、シュレッダーにかけたら本棚だけでなく気持ちがまでが軽くなった。

人は忘れるから前に進んでいける。過去の記憶でいっぱいになりかけたら、ときどき心の中もシュレッダーをかけてみるのもいいかも知れない。

そうだ奈良へ行こう2010/05/23 15:08

平城遷都1300年祭に行ってきた。日本史を古代から読み直しているうち、時代の中心になった場所を改めて自分の足で歩いてみたいと思った。京都へは何度も行っているが、奈良へ行ったのは小学校の修学旅行以来だと思う。

広大な土地に点在する平城京の宮蹟は中国や朝鮮の影響を強く残し、当時の日本が大陸から多くを学ぼうとしていた姿勢が伺えた。目玉は写真にある復元された大極殿であるが、併設されている平城京歴史館も当時の様子をバーチャルリアリティで映像化しとても興味深かった。

隣国とは人種や文化が近い故に却って争いが生じることも多い。しかし中国や朝鮮とは二千年以上の交流があり、多くのことを学んできた。お互いが歴史をきちんと学んで、未来に向けて協力し進んでいけたらいいと思う。

ゴールデンウィークは2010/05/04 19:22

2日間実家に帰った以外は、本を読んだりレンタルビデオを観たりして、のんびりと過ごしている。報告遅れましたが、鹿児島から浜松に戻っています。

思うことあって今年の正月から日記を書き始め、時々書き忘れはあるものの、何とか4ヶ月続いている。僕が付けているのは5年日記というもので、1頁が5段に分かれていて毎日1頁ずつ横に付けていき、1年前、2年前、、、5年前の今日何をしていたか分かるようになっている。但し付けている理由は振り返るためではなくて、5年後の自分を思い描いて、それに向かって進めているかを確認するため。

日記を付けていると月日の流れが早く感じるけれど、付けずにいるともっと早く過ぎ去っていくような気がする。書き忘れることはあっても、書けることが何もないことがないよう過ごしていけたらいい。

第三四半期2010/02/07 21:19

五十歳を迎えて体のパーツが劣化していくのを実感し、やはりヒトの保証期間は50年だと思う一方、五木寛之氏が「林住期」の中で50歳からの25年間が人生の黄金期だと言うことにも一理あると感じつつ、これからのことを考えてみる。

僕も人の一生は個人差はあるだろうが、だいたい25年周期なんだと思う。生まれて25年で生きる術を身に付け、次の25年は家族や社会のために走り続ける。そして、次の25年は家族や社会からの荷物を少しだけ下ろして、自分のやりたいことを自分のペースで出来る時間であって欲しいと思う。その後の25年はあるとすればオマケみたいなものだろう。

社会生活では大渋滞になっている本線から文字どおり若者に道を譲り、好きな道をマイペースで走って行く。私生活ではモノへの執着も薄れてきているので、生活はなるべくスリムにして持たない暮らし、使わない暮らしを心がける。その代わり自分の好きなことには、惜しみなくお金も時間もかけていく。

黄金期の実感は未だないが、自分が良いと思うことをすることによって孤立することを恐れなくなったことが、歳を重ねて得た一番の利点だ。

クリスマスの約束2009/12/27 00:05

不況のせいだろうか、例年にも増して今年はクリスマスの実感が湧いてこなかった。そんな中「クリスマスの約束」を観て、ようやくクリスマスの雰囲気に浸ることができた。

この「クリスマスの約束」は毎年12月25日の夜に、小田和正がいろいろなアーティストを招いて、音楽を作り上げていくスペシャルライブ番組で今年で9回目になる。自分の好きな音楽を通して人々を幸せな気分にさせ、次の世代へもそのすばらしさを伝えていこうとする彼の姿は、今年も多くの感動を与えてくれた。
この番組は小田和正にとってのライフワークなんだろう。好きなことを一生懸命やって人々を幸せにし、次の世代へ伝えていく、そんなライフワークを僕も見付けてみたいと思う。

オフコース世代だけでなく若い世代の人たちにもお奨めの番組です。